発生場所の約半数は住み慣れた自宅
東京消防庁管内で2018年から2022年までの5年間に、日常生活における事故により救急搬送されたのは「転ぶ」事故が約6割を占め、次いで「落ちる」事故が多く、発生場所としては過半数が住宅などの居住場所となっています。
高齢者にとっては転倒・転落による骨折が寝たきりの原因になるなど、その後の生活に大きな影響を及ぼすことも。人生100年時代。自分も家族も歳を取ることを考えると、現役世代にとっても人ごとではありません。
年齢を重ねたときに生活しやすい環境は、出産や子育てなどライフステージが変わったときにも役立ちます。自分や家族を守るため、将来を見越して、健康なうちに住宅内環境を整えておくことが大切です。