Life With SAUNA

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Life With SAUNA

近年、新形態の施設が続々とオープンし、ますます盛り上がりを見せるサウナ。その魅力にハマる人が増えています。本特集では、個性豊かなサウナ施設や、日々のパフォーマンスが向上する入り方をご紹介。健康効果やコンディショニング効果にも注目し、極上の"ととのい"へご案内します。

北こぶし知床 ホテル&リゾート
木の洞窟をイメージしたサウナ室。窓の外には世界自然遺産である知床の大自然が広がり、冬には流氷を眺めることも。長い年月をかけて育まれた手つかずの自然を感じながら、特別なひとときを味わうことができる。

Barrel SAUNA

壮大な山岳風景に包まれて、圧倒的な非日常体験を。

長野県北西部の白馬村にあるグランピング施設「From P」では、プライベートサウナ付きのドーム型テントに泊まり、好きなときにサウナを利用することができます。北アルプスの雄大な山々が見渡せる格別のロケーションで、新緑や紅葉、雪景色など季節ごとの風景を眺めながらサウナに入り、自然と一体化し心身ともに「ととのう」ー。ほかでは味わえない極上のアウトドア&サウナ体験が叶います。

From P

敷地内にはドームテントとツインドームテント全5棟を擁し、3棟のドームテントには専用のサウナと水風呂が完備されている。冬季にパウダースノーにダイブして体を冷やすスペースも建築予定。

樽型のバレルサウナと水風呂
サウナストーン
高級感と居心地のよさを兼ね備えた空間

樽型のバレルサウナの隣には、雪解け水が流れ込んだ地下水を使用した水風呂を設置。

サウナストーンに水をかけて蒸気を発生させるロウリュもセルフで楽しめる。

直径7mのドーム内は北欧やフランスなどをイメージした家具で彩られ、高級感と居心地のよさを兼ね備えた空間となっている。

Rooftop SAUNA

都会にいながら、広々とした空の下で開放感に浸る贅沢。

ペントハウススタイルのサウナ施設「ROOFTOP」は、施設の屋上に設けられた開放的なスペースで外気浴を楽しめるのが特徴です。都内最大級の広さを誇るサウナ室は男性用と女性用ともに100℃と高めの温度設定で、水風呂はサウナ施設としては珍しい1人用。サウナ室から水風呂、外気浴スペースへの動線が考えられ、「ととのう」体験をしやすいよう設計されています。

ROOFTOP

傾きや座り心地が異なる椅子が並べられた外気浴スペース。フルフラットになるリクライニングチェアなら、寝転んでリラックスできる。

男性用のサウナ室 女性用の脱衣所

[左]男性用のサウナ室は中心にストーブを置いたスタジアム型。内装には国産ヒノキがふんだんに用いられ、心地よい香りに包まれる。
[右]デザイン性の高い洗面台を備えた女性用の脱衣所。

Private SAUNA

プライベートな空間で気兼ねなく、至極のリラクゼーション。

本格的なフィンランド式サウナをプライベート空間で堪能できる「ソロサウナtune」。シングルルームのほか、同性同士で利用できるグループルーム(最大3名まで)があり、着替えからサウナ、冷水シャワーによるクールダウン、アームチェアでの休憩まで一つの個室で完結します。白樺のアロマ水を使ったセルフロウリュも自分のタイミングで。サウナ室で横になったり、ストレッチをしたり、自由に過ごすことができます。

ROOFTOP

シャワールームには15℃に設定されたオーバーヘッドシャワーと水温調整できるシャワーヘッドを設置。サウナ室と休憩室では好きな音楽を流すことも。

[左]室温は75〜85℃と、ドライサウナと比べて低めで湿度が高め。外界からの刺激をなるべく少なくするため、サウナ室の壁や天井はダークグレーで統一し、間接照明のみで明るさを極力抑えている。
[右]サウナの後は、併設のカフェ「Gather by UNPLAN」でほっと一息。

※この記事は、会報誌Brillia 108号(2022年11月発行)より再編集した記事です。