2019年 Brillia 品川南大井 コミュニケーションサロン oooi・Brillia 湘南 辻堂海浜公園

  • 公開日:2019.10.30

Brillia 品川南大井 コミュニケーションサロン oooi[写真左]

事業主体:東京建物株式会社、株式会社乃村工藝社、株式会社Polaris(ポラリス)

Brillia 湘南 辻堂海浜公園[写真右]

事業主体:東京建物株式会社、株式会社タカラレーベン

Brillia 品川南大井 コミュニケーションサロン oooi

Brillia 品川南大井 コミュニケーションサロン oooi(東京都品川区)
グッドデザインベスト100選出

「Brillia 品川南大井」(鉄筋コンクリート造地上12階、総戸数73戸、2020年3月竣工)を販売するにあたり、モデルルーム(販売センター)の1階に地域開放コミュティ施設Loco-café“oooi”を設置し、これまでにはない新たな販売センターのあり方を提案。
マンションのモデルルームの一部を「コミュニティスペース」として地元住民の方々に開放し、本施設の運営についても地元住民の方々と共に行う、新たな取り組みに挑戦。の想いに共鳴し、本施設の運営には、「誰もが暮らしやすく、はたらきやすい社会の実現」を目指し、そのまちにある資源を活用して仕事をつくり出す「Loco-work」を推進する非営利型株式会社Polarisが参画。
新たなコミュニティの場として、地域の女性たちによるカフェスペース運営に加え、地域の皆様や本マンション購入予定の皆様、モデルルーム来場者等へのイベント、ワークショップを実施するなど、「つながり」が自然と生まれる仕組みを構築。
さらに、地元の皆様が主催するイベントスペースとしても貸し出すことができるように施設を構成・運営している。

Brillia 湘南 辻堂海浜公園

Brillia 湘南 辻堂海浜公園(神奈川県藤沢市)

現地周辺は閑静な住宅街であり、また保育施設や商業施設に近接していながらも大地震の際の津波被害地域と想定されており、近隣住民は、海への愛着を持ちながらも、同時に津波の不安も抱えているエリアであり、防災における「共助」の実現が期待されていました。
そうした背景から、本マンション居住者だけはなく近隣住民が利用できる約400㎡・約660人が収容可能な津波避難施設を屋上に設置。
本マンション入居者に対するセキュリティの確保と地域住民の避難導線が両立する設計とし、分譲マンションの基本性能を確保。さらに藤沢市の公的制度を分譲マンションとしては初めて活用しながら汎用的な設備を採用。
本マンションの取組は、湾岸部におけるマンション開発のスタンダードな一例となるべく、同業他社にも汎用性がある、「災害の備えに対する分譲マンション開発の新たなスキーム」を提示したものである。