発災直後から訪れる「トイレの危機」
2016年の熊本地震後に行われたアンケート調査では、地震発生からわずか3時間以内に約4割、6時間以内には約7割の人が「トイレに行きたくなった」と回答しています。つまり、発災直後から多くの人が排泄の問題に直面するのです。
極度の緊張や不安は排泄欲求を強める要因となります。特に女性や高齢者は、強いストレスによって神経因性膀胱炎を起こしやすい傾向があるといわれています。一方で、避難所のトイレには利用者が集中します。清潔な状態を保つのが難しくなり、不衛生を理由に使用が禁止されることも。トイレを使いときに使えない状況が、心身の負担をさらに大きくします。
水や食料はもちろん大切です。しかし実際には、それよりも早くトイレが必要になるということを、ぜひ覚えておいてください。





