災害後に起こる「心の揺れ」は自然なこと
被災すると、人の心にはさまざまな反応が起こります。恐怖体験の記憶が突然よみがえる「トラウマ反応」、大切な人や物を失ったことによる「悲嘆反応」、不便な生活や先の見えない状況から生じる「ストレス反応」などです。眠れなくなったり、気分が落ち込んだり、イライラしたり、食欲がなくなることもありますが、これらはすべて正常な心の反応です。
多くの方は、地域の復興や生活の再建が進むにつれて、少しずつ元の状態へと自然に回復していきます。心理的な反応も、時間の経過とともに徐々に落ち着いていくものです。忘れることや落ち着きを取り戻すことに罪悪感を持つ方もいますが、それは前に進むための力を得ている証でもあります。





