導入前より暮らしが快適に
廃食油回収を実施するにあたり、住民の方々に積極的に呼びかけ、実現に向けて準備を進めてきた〈Brillia 多摩センター〉管理組合理事の皆さまと東京建物アメニティサポートのサポートマネージャーに、実際に取り組んでみた中で見えてきたことをお聞きしました。
齋藤さん「廃食油の処分については、『処分が面倒』『捨て方がわからない』という声が以前から多く寄せられていたので、今回の提案は願ってもないチャンスでした。回収方法についてはいくつかの懸念点もありましたが、そのままペットボトルに入れてゴミ置き場に持って行くだけというハードルの低さが、多くの住民に受け入れられた理由だと思っています」
向井さん「活動を始めてみてわかったのは、システムさえあれば住民の方々も積極的に協力してくださるということ。ごみ置き場を管理する清掃さんからも、導入前は燃えるごみの中に混ざっていた油がこぼれて清掃が大変だったのが、導入後はその手間がなくなったとの声をいただいています」
上野さん「子どもたちを起用した動画ポスターをはじめ、複数のメディアを使って、迅速に周知できたことが結果に結びついたと思います。特に子どもたちが積極的に関わり、家族や友人に働きかけてくれたことで、全体のムードづくりにもつながりました」
吉田さん「導入にあたり、管理会社としては回収方法をどうするかを重点的に話し合いましたが、懸念よりむしろ『やったほうがいいよね』という反応のほうが大きく、意識の高さがうかがえました。理事会の皆さまとも一体となって進められ、スムーズな導入につながったのだと思います」