建物は下階から躯体形成・仕上げを先行するため、ご契約者様ご自身で建物の中をご確認いただける唯一の機会です。スケルトン⇒軽量鉄骨下地組み⇒石膏ボード貼り完了の順に施工状況をご覧いただきます。
※本見学会は、竣工済販売の場合など、物件により実施しないことがございます。
建設現場内の作業所で実際のスライド写真を使いながら、地盤に建物を固定するための杭工事や鉄筋コンクリートの鉄筋の組み方・コンクリートの施工など、構造体が完成するまでの過程を説明します。当日の見学の流れや注意事項等の説明が終わると、いよいよ建物内に!
竣工前の6ヶ月間は、Brilliaオーナーズクラブの《Brillia くらしサイト》内に設置される「入居前情報サイト」で工事の進捗状況を確認することができます。構造体の工事経過を写真で確認したり、工事過程の要所で、何度も公的検査を受けていることが確認できて安心度が高まります。
構造体が完成した部屋の中に排気管や給排水管、電気配線等が設置され、さらにサッシュ・ガラスとユニットバスが取り付けられた状態をご覧になれます。排水管には遮音性への配慮で遮音シート等を巻いてあります。ユニットバスは内装の間仕切り工事が進むと部屋内での組み立て作業がしにくくなるので、最初に設置します。
ピンク色の発泡硬質ウレタンフォームを霧状にして、一定の厚さになるように吹付けた断熱工事。所定の長さのピンを差し込むことによって、必要な厚さが確保出来ているかを確認しています。継ぎ目がなく、隙間ができないため、気密性に優れた素材です。
排水管が各住戸の中を通過しているのはマンションならではのもの。間取り図に「PS(パイプシャフト)」と書かれている部分です。上階からの排水はここを通り抜けて地下の下水管へと排水されます。その騒音を軽減するために縦管に吸音材や遮音シート等を巻いて対策しています。
住戸内の間仕切り壁や二重天井の骨組みは「軽量鉄骨」と呼ばれる金属の筒で組まれています。また、壁面の内部には、家具転倒防止用や手摺設置用の木材、金属板の下地補強材が貼られているのをご確認いただけます。軽量鉄骨の間には照明のスイッチボックスなどが入っている様子もご覧いただけます。
壁や天井の下地材に使われている石こうボードは防火性や防音性に優れており、温度や湿度による伸縮が少ない材料です。天井は二重天井になっており、電気配線や空調配管が通っています。ここでは箱型収納ボックスを壁に埋め込む「システム収納」も見どころです。
下地材の上に壁紙を丁寧に貼っていきます。また、天井に丸く開いていた穴には照明用の引っ掛け器具が設置されています。床暖房が設置される部分はフローリングの下に温水マットを敷くので少し低くなっているところも。ここでしか見られないポイントです。
壁紙のロール幅は通常約90センチ。天井から巾木まで上下に貼っていき、約90センチごとにつないでいきます。壁紙の継ぎ目をいかに目立たせないかが職人さんの腕の見せ所です。
マンションの床や天井はスラブと呼ばれるコンクリートの板で作られています。スラブと床の間に空間を設けて二重構造にしているのが二重床。給水管やガス管を、ここに通します。部材を使ってより分かりやすく説明します。
各施工状況の説明にはサンプルを使用し、より分かりやすくなるよう工夫しています。実際にお手に取ってご確認いただくこともできます。このように、普段中々目にすることができない工事部材をお客様自身の目で見て触っていただけるのは、この機会ならではのことです。