四谷・四谷三丁目(東京都新宿区)

時代とともに魅力を増す、多彩な顔を持つ街。

東京メトロ丸ノ内線「四谷三丁目」駅から「新宿」駅まで直通4分、「銀座」駅まで直通11分、「東京」駅まで直通14分、「渋谷」駅まで9分でアクセス。JR中央線・総武線・東京メトロ南北線「四ツ谷」駅や都営新宿線「曙橋」駅も利用できる好ロケーションです。

エリア情報

main.jpg新宿御苑/日本における近代西洋庭園の名園。周囲3.5kmの広大な敷地で特色あふれる庭園様式を楽しめる。

日常に溶け込む江戸の歴史と緑
四谷界隈は江戸時代に甲州街道の宿場町として賑わったエリアです。この宿場は信州高遠藩主の内藤清成が徳川家康から拝領した下屋敷の北側につくられ、江戸と各地を結ぶ経済・文化の拠点として栄えました。今でも周辺には当時を感じる場所が多く、内藤家の屋敷地は皇室の庭園を経て「新宿御苑」に。その「大木戸門」の名は、かつての関所「四谷大木戸」にちなんでいます。また、ジョギングスポットとして人気の「外濠公園」には、江戸城の面影が。どちらも都心の真ん中とは思えないほど緑豊かで、花や木々が彩りと癒やしを与えてくれます。

都心の魅力と下町の情緒が融合
都会的な景観の駅前から一歩路地に入ると、下町情緒が漂うのも、この界隈が人々を惹きつける理由でしょう。かつての花街「荒木町」や「舟町」は、今も粋で隠れ家的な飲食店が数多く、人気のグルメエリアです。また、「津の守坂」や「須賀神社」などもあり、風情あふれる街並みが広がっています。一方で、再開発により誕生した「コモレ四谷」や、老舗スーパーマーケット「丸正食品総本店」など、生活利便施設も充実。時代とともに、この街の多彩な魅力は進化し続けています。

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【1】迎賓館赤坂離宮/日本で唯一のネオ・バロック様式の宮殿建造物。世界各国の国王や大統領を迎え、首脳会談や晩餐会などが行われる外交の舞台。
【2】外濠公園/かつての江戸城外濠の土手や濠の跡を利用してつくられ、JR「四ツ谷」駅から「飯田橋」駅付近まで続く。桜の遊歩道が整備されている。

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【3】四谷三丁目交差点/新宿通りと外苑東通りが交差する駅前のメインストリート。
【4】津の守坂/名前の由来は、昔この坂の上に松平摂津の守の屋敷があったことから。明治の文豪・尾崎紅葉の代表作である『金色夜叉』の中にも登場する。

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【5】荒木町/明治から昭和にかけて花街として栄えた。今も割烹や小料理屋、バーなど300以上の多彩な飲食店が立ち並ぶ。
【6】須賀神社/四谷十八カ町の鎮守様。主参道である男坂の石階段は、邦画アニメ『君の名は。』に登場して一躍有名になった。

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【7】コモレ四谷/2020年に四谷のランドマークとして駅前に開業した複合商業施設。地下1階~地上 2 階の「コモレ Mall」には生活に根ざした幅広い店舗が集結。
【8】丸正食品総本店/生鮮食品から惣菜まで、品質がよく品揃えも豊富。深夜0時まで営業しているので、遅い時間の買い物も安心。

※掲載の情報については2021年8月10日現在のものであり、内容に変更が生じる場合があります。あらかじめご了承ください。