上野(東京都台東区)

伝統や文化を継承しながら常に進化し続ける上野。都市の利便と緑が調和する街で穏やかで上質な日々を紡ぐ。

JR「上野」駅からは山手線や京浜東北線のほか、新幹線など13路線が利用でき、全国各地へスピーディーに移動可能。京成本線「京成上野」駅、東京メトロ銀座線「稲荷町」駅、都営大江戸線・つくばエクスプレス「新御徒町」駅も徒歩圏に収め、抜群のアクセスを誇ります。

エリア情報

江戸城の鎮護のため、上野に寛永寺が創建されたのは、寛永2(1625)年のこと。その後、この街は門前町として発展していきました。「上野恩賜公園」一帯も、もとは寛永寺の境内で、明治維新後に官有地となり下賜されて公園となりました。園内には1,200本の桜が植えられ、春は都内有数の花見の名所に。日本最古の動物園である「上野動物園」では、大人気のジャイアントパンダをはじめ、約350種の動物に会えます。また、都内随一のアートスポットでもあり、「国立科学博物館」や「国立西洋美術館」などの文化施設が立ち並びます。

「アメ横」の名で親しまれる「上野アメヤ横丁商店街」や、2017年開業の「PARCO_ya 上野」、老舗百貨店の「松坂屋上野店」など、多彩な商業施設が揃うのも上野の魅力。下町情緒あふれる浅草まで足を延ばせば「雷門」を見物したり、「浅草仲見世」で雷おこしなどの名物菓子を食べ歩きしたりと観光気分を満喫することも。「隅田川」も徒歩圏内で、休日には水上バスや屋形船を眺めながらのんびり川沿いの散策を楽しめます。都市の利便性と、歴史、芸術、緑を兼ね備えたバランスのよさが魅力的なエリアです。

thum_area1-2.jpg

【1】台東区役所/各種証明書の交付や届出の受付、相談を取り扱う。職員食堂「チカショクさくら」のパンダカレーが有名(1日10食限定)。
【2】松葉公園/複合遊具や広場で遊べる憩いの場所。終戦後、ラジオ体操中継再開の第一声はここから全国放送され、現在もラジオ体操会場として親しまれている。

thum_area3-4.jpg

【3】国立科学博物館/日本で唯一の国立の総合科学博物館。宇宙や恐竜、日本列島の生い立ちや地理などに関する資料を幅広く展示。
【4】国立西洋美術館/フランス政府から寄贈返還された松方コレクションを中心とした西洋美術を展覧できる。企画展も多彩に開催。https://www.nmwa.go.jp/ ©国立西洋美術館

thum_area5-6-7.jpg

【5】上野の森さくらテラス/地上3階から地下1階に、和食、洋食、中華など19店が入るグルメスポット。屋上から上野公園に直結。
【6】PARCO_ya上野/大人向けの人気ファッションブランドが充実。6階のレストランフロアには、「うえのやぶそば」など上野の老舗も出店。
【7】松坂屋上野店/250年の歴史を持つ百貨店。上野らしいイベントの開催や、館内の「上野案内所」にはパンダのアイテムも多数。

thum_area8-9.jpg

【8】雷門/浅草寺の総門で、正式名称は「風雷神門」。赤い大提灯が目印で、門の左右には風神と雷神が配されている。
【9】隅田川/荒川から分岐し、東京湾に注ぐ一級河川。夏は国内最大級の花火大会が毎年開催され、2万発もの花火が夜空を彩る。