

ここが緑のネットワークの発信拠点へ。
四季折々の緑を取り入れた中庭は、配置にも工夫
最初に計画地周辺を訪れた時、駅から徒歩5分の近さであり、幹線道路へのアクセスが良いのにも関わらず、計画地周辺は閑静な住宅街であり、利便性と居住性を兼ね備えた非常に良い場所だと感じました。物件のコンセプトを考えるうえでは、世田谷区らしいゆとりのある邸宅とすること、多くの緑地を配置することを意識し、マンション居住者の方が緑とゆとりに満足できるような物件を目指しました。

建物外観については「緑陰の邸」をデザインコンセプトとして、世田谷区らしい「日本の邸宅」をイメージしています。凹凸のある外壁デザインや、重厚感のある2層吹き抜けの風除室により邸宅感を演出し、エントランスホールから見える中庭からは、木々や湧水石が見せる一枚絵のような風景を楽しめます。中庭は四季の移ろいを感じられるように設計し、居住者の方が、廊下を歩く際にも常に緑を感じられるように工夫を凝らしました。
四季の彩りと潤いを日常に結ぶ中庭。
緑豊かな中庭は、木々や湧水石が見せる一枚絵のような風景をラウンジに結ぶ装置。庭の奥には、石と植栽を組み合わせた枯れ川の景を設え、共用廊下にも自然の潤いを届けます。
また、約3,800平方メートルという広大な敷地を活かし、中庭だけでなく外構部にも豊富な緑を配置しました。

SPEAKER
住宅事業第一部
土居 彰吾
住宅事業第一部
天藤 千夏