

繋緑の結節点
初めて立川に降り立った時に、とても栄えているという印象と全体的に緑の印象が非常に強く残りました。駅から近くケヤキ通りを抜けた場所に本物件があって、隣接するように公園やグリーンスプリングスもあるという点から「Brillia 立川」の事業コンセプトを、まちと自然をつなぐ「繋緑の結節点」としました。そこからデザインは「景を繋ぐ」というコンセプトとし、バイオフィリックデザインを取り入れました。
※バイオフィリックデザイン:自然と人間の関係性を取り入れた建築・インテリアデザインの手法

バイオフィリックデザインでは室内の緑化に主軸をおいて、壁面緑化や一部地植えでの本物の緑、水盤の計画を行っています。そこでは植栽1つ1つの選定や管理方法、照明計画に至るまで、難しい調整がたくさんありましたが、お客様にとっていかに居心地の良い空間になるかを考えぬき、こだわりました。また共用空間に設置するアートに関しても、作家さんと街を歩きコンセプトを語りながらオリジナルアートの作成を依頼しました。今回は坪庭のテーマである枯山水と親和性の高い舟や水の流れを想起するアート、木製アート、さらには当社初となる現役美術大学生(2025年2月当時)加藤 花楓 さんが作成したアートを設置予定です。


バイオフィリックデザインを施した共用空間
バイオフィリックデザインとは、「人間は本能的に自然を求めている」という概念に基づき、自然とのつながりを感じられるようにするためのデザインのこと。「Brillia 立川」では、本物の緑も活用した壁面や屋内緑化を施すことで、人の心を癒す効果も。加えてZEH-Mおよび低炭素建築物の取得(予定/申請中)により、地球環境にもやさしいサステナブルな住まいを目指します。

SPEAKER
住宅事業第一部
尾崎 俊介
住宅事業第一部
田淵 景子