STEP.1
これまでの工事経過・
注意事項の説明
まずは、建築現場内の作業所で実際の工事写真を使いながら、地中内の杭工事や柱や梁などの構造体が完成するまでの過程をご説明します。
その後、当日の見学の流れや注意事項等の説明を終えたら、いよいよ見学部屋に入っていきます。
建物は下階から躯体形成・仕上げを先行するため、当日は上階から下階へと施工状況を見ていきます。
POINT
これまでの建築状況を好きなときにWEBで確認
竣工前6ヶ月間はBrilliaオーナーズクラブ内に設置される「ご契約者様専用サイト」で工事の進捗状況を確認することができます。構造体の工事経過を写真で確認したり、工事過程の要所で、何度も検査を実施していることも確認できて安心度が高まります。
STEP.2
内装工事前の配管や断熱材
構造体が完成した部屋の中に排気管や給排水管、電気配線等が設置され、ガラスサッシとユニットバスが取り付けられた状態です。
排水立管には遮音性への配慮で遮音シート等を巻いてあります。
ユニットバスは内装の間仕切り工事が進むと部屋内に搬入できなくなってしまうので、この段階で設置します。
POINT
排水管には遮音性に
配慮した工夫
排水立管が各住戸の中を通過しているのはマンションならでは。間取図に「PS(パイプスペース)」と書かれている部分です。
上階からの排水はここを通り抜けて敷地外部の下水管へと排水されます。その音をできるだけ軽減するために、排水立管にグラスウールという吸音材や遮音シートを巻いて遮音性を高めています。
POINT
断熱材の厚さをピンで刺してチェック
ピンク色の発泡ウレタン断熱材を、一定の厚さになるように吹付けた断熱工事。継ぎ目や隙間ができにくい特長があります。色付きのピンの長さは必要な断熱材の厚さになっており、実際に刺して厚さを確認します。
STEP.3
サンプル部材のご説明
各工程において使用されている主な部材を、サンプルを用いてご説明いたします。
普段なかなか目にすることができない工事部材。実際に手に取っていただくと、その大きさや重さ、厚さが実感できます。
POINT
実際に現場で使用されている部材のサンプルも充実
建築現場では数えきれない程の部材が使用されており、その一つ一つを職人さんが丁寧に組み上げ、一つの建物が完成していきます。それらを実際に見て、触れることで入居後の安心感につながります。
STEP.4
壁や天井の骨組み
住戸内の間仕切り壁や二重天井の骨組みは、鉄板を箱状に折り曲げて強度を高めた「軽量鉄骨」で組まれています。
また、冷蔵庫置場の壁面やエアコンを設置できる壁面の内部には木材や金属板の下地補強材が施されていることもご確認いただけます。
軽量鉄骨の間に照明のスイッチボックスなどが入っているのも見て取れます。
STEP.5
内装工事の仕上げ
下層階に進むにつれ、徐々にお部屋らしくなっていきます。石こうボードは防火性に優れており、温度や湿度による伸縮が少ないため壁や天井の下地に適しています。
天井は二重天井になっており、電気配線や空調配管、ダウンライトなどが設置されています。
石こうボードの上に壁紙が丁寧に貼られていきます。壁紙の継ぎ目をいかに目立たせないかが職人さんの腕の見せ所です。
POINT
壁紙の裏側って、気にしたことありますか?
石こうボード同士のつなぎ目や、固定のためのビス1つ1つをパテと呼ばれる材料で丁寧に埋めて、より平らで滑らかな面にしてはじめて壁紙が貼れるのです。
床暖房が設置される部分はフローリングの下に温水マットを敷くのでその分床が少し低くなっているところも、ここでしか見られないポイントです。
POINT
床の仕組みも
実物を見て確認
マンションの床はスラブと呼ばれるコンクリートの板で作られており、スラブと床のフローリング等の仕上げ材との間に空間を設けて※二重構造にしているのが二重床。給水管やガス管を、ここに通します。カットサンプル部材を使ってより分かりやすくご説明します。
※物件により異なる場合があります。
Yさんご夫妻
建築現場が1階からどんどん立ち上がっていく様子を外から見ていましたが、中に入ってみるとだいぶイメージが湧きやすいと思いました。実際に住んだとき、どのような生活になるか想像できてとてもよかったです。景色や日差しの入り方や明るさを体感できて安心しました。
それから担当の方の説明がすごく上手でした。最新の色々な資材が使われていて、防音や災害への備えも行われているとわかりました。(夫)
壁の厚みがしっかりしていることを目で見て確認できました。また、ガラスのサンプルを持ってみて、すごく分厚くて重いということを体験できたのがよかったです。
床暖房について、普段は見られないフローリングの下の色々な設備を見ることができて、構造がよくわかりました。見学会に参加したことで、家の中の部分まで想像しながら住めるなと思うと、完成が非常に楽しみです。(妻)