外観完成予想CG
03

Brillia 目黒大橋

ギャラリーに住まう

[ #人を豊かにするデザイン ]

「池尻大橋」駅徒歩5分、南傾斜の高台、目黒の文教エリア
取り巻く環境にふさわしい住まいを模索し、【Brillia 目黒大橋(分譲済)】は
建物のデザインと、内部にアートやオブジェなどを配することで日常の生活空間の上質さを目指した。
視覚のみならず、聴覚や嗅覚などの五感に訴える演出で立地に似合うアカデミックな雰囲気を醸成した、板状型の重厚な建物。
住まいのトータルブランド〈Brillia〉のさまざまな取り組みの中で、アートをフィーチャーしたプロジェクトのこだわりを聴く―

SPEAKER

住宅事業第一部
藤井 康平

CHAPTER 01

教育施設が集積する
文教エリアで
立地特性との調和を目指し
「ギャラリーに住まう」を
コンセプトに

外観完成予想CG

「池尻大橋」駅徒歩5分の本物件は、丘の中腹で日当たりのよい南傾斜の敷地で、北側は多くの教育施設が集まる駒場エリアという場所です。まず、この立地の長所を活かさなくては、と思いました。
日当たりの良さ、学びの雰囲気を楽しむゆとり、そんなアカデミックなイメージを突き詰めたくて、最も物件価値を出せるのは何か、他にないものを作るには……と考えを巡らせてみた結果、アートを通じて、より豊かな生活をもたらすことを目指す〈Brillia〉の考え方に基づき、コンセプトを「ギャラリーに住まう」としました。

エントランスホール完成予想CG
エントランスホール完成予想CG

住宅のみならず、ホテルやオフィスビルも数多く手掛けている、あるデザイナーさんとご縁がありまして、本物件のコンセプトに共感、計画にご参加いただきました。ご提案いただいたアイデアは、どれもさすがの一言でした。
特に我々がこだわったのは、エントランスです。ホールに入ってきた瞬間のインパクトを大事にしたくて、何度も打ち合わせを重ね、吹抜け階段のシンメトリーなデザインとなりました。

CHAPTER 02

人の感性や心の豊かさに
焦点を当て、
「手造り感」にこだわり

アート制作風景

「ホテルライク」という表現を用いるマンションが多いですが、「ホテル」でも「ホテルライク」でもなく、住まう方が誇りを持てる建築。目指したのは、アカデミックな土地の雰囲気と調和するデザイン。ここには適度な緊張感が必要、という考えにも至りました。

風除室完成予想CG

積層する土をイメージした風除室を抜けると、ギャラリーのような吹抜けのエントランスホールに至ります。
仕上げ素材の厳選からアート・家具まで、基本、この建物のためにオーダーメイドで作成してもらいました。創られた作品群はこの土地の良さをより昇華させるような、これからここに住まう方々の暮らしに寄り添う、『土地の記憶の連鎖』を感じさせるものでした。

エントランスホールきらめき[作:AK-Fujita]

様々な土が積み重なる時代の地層をイメージした作品。金と銀の色彩が、蓄積された記憶が輝かしいものであることを象徴している。

アート制作風景
エントランスホール完成予想CG
タイル制作過程
タイル制作過程
タイル制作過程

外観の基調は100年を超える歴史を有すカメレンの上品なレンガタイルです。上層の逆梁部分には、自然な風合いの無釉タイルを採用しました。
オーダータイルの雰囲気は土地のイメージにもマッチして、経年変化でより深みを感じさせてくれることと思います。

アート制作風景
ロビー完成予想CG

ラウンジなどはもちろん、各階のエレベーターホールにもアートが飾られています。アーティストの皆さんにもコンセプトをお伝えし、ゆっくり時間をかけて創作いただきました。

エントランスホール奏でる[作:Hayashi Mariko]

透明度の極めて高い絵の具を何層にも重ねて描いた作品。豊かな緑に囲まれた丘。軽やかな風が吹き、土地の歌を奏でるかのよう。

ロビーFLOW‐花・花‐
[作:Hayashi Mariko]

見る人の心に思い出される黄色い花を象徴的に描いた作品。
静かに流れる絵の具によって表現されたのは、種を結び、花が咲くまでの時の流れ。
花が咲く時間はわずかだとしても、その時間があるからこそ、花は美しく愛おしい。

エントランスホール(対に2体設置)集積[作:Kaara]

裁断された鉄が様々な経緯を経て、集まり、組み上がり、積み重なった作品。人が経験を積むように、徐々に形成され方向を指し示す。生き方の形。

エントランスホール完成予想CG
アート制作風景

ライブラリーGem stone[作:Kaara]

ダイヤモンドの原石を思わせる作品。

CHAPTER 03

仕事と暮らしの調和=
ワーク・ライフ・ハーモニー

ライブラリー完成予想CG

「ギャラリーに住まう」以外にも、土地のひもときから本物件は多くの特徴を持たせています。
都心にあって緑が多いエリアということから、ワーク・ライフ・バランスならぬ“ワーク・ライフ・ハーモニー”が着想され、重層する素材や、色が織りなすハーモニー、エントランスホールにはパイプオルガンに見立てて多数のルーバーを用い、音を奏でそうな演出も行ってみました。
〈Brillia〉の“五感に訴える”という住まいづくりの姿勢を踏まえ、今回、視覚だけでなく聴覚も重視しました。
共用部に流す音楽の選曲も行っています。マンション販売中はギャラリーのBGMとして流すことで、物件をご理解いただく演出のひとつとしました。

CHAPTER 04

住まいとアートの融合で
上質な空間を提供していきたい

外観完成予想CG

住まいにアートを取り入れるという試みは、〈Brillia〉のブランディング強化にもなっています。
最初は慣れない分野で戸惑いもありましたが、私たちのような企画担当者は、このブランドイメージをマンションの企画で具現化していかないといけないと思います。

SPEAKER

立地条件をひも解いていくなかで、本物件は「アート」に行き着きましたが、日常の暮らしの一部にアートがあるという環境は、空間の豊かさだけではなく、日々の生活の豊かさにもなるのではないでしょうか。
多くのマンションブランドがあるなかで、アートを住まいに活かした取り組みということでは〈Brillia〉といわれるようになりたいと思っています。

  • ※掲載の外観完成予想CGは、計画段階の図面を基に描き起こしたもので、形状・色等は実際とは見え方が多少異なることや変更する場合があります。外観形状の細部、設備機器、周辺建物、電柱、電線等につきましては表現しておりません。表現されている植栽は、特定の季節の状況を示すものではなく、竣工から初期の生育期間を経た状態のものを想定して描いており、竣工時は植物の生育を見込んで必要な間隔をとって植えております。行政指導や施工上の都合等により、植栽等の位置や樹高・本数等が変更される場合があります。
  • ※掲載の完成予想CGは、計画段階の図面を基に描き起こしたもので、形状・色等は実際とは見え方が多少異なったり変更する場合があります。なお、内観形状の細部、設備機器等につきましては表現しておりません。行政指導や施工上の都合により、設備位置等が変更となる場合があります。家具・調度品は計画段階のもので、施工上の都合・廃番等により変更になる場合があります。
  • ※掲載の概念図は計画段階の図面を基に描き起こしたもので実際とは多少異なります。
    【アート作品、制作風景の画像について】※掲載の写真は、2022年5・7月撮影。作品の色味は、実際と多少異なる可能性があります。