外観
02

SHIROKANE The SKY

Next Platinum

[ #街と地球とともに ]

白金高輪エリアに建つ、総戸数1247戸の大規模タワーレジデンス
2023年度グッドデザイン賞を受賞した山手線内側では過去最大規模※1の、再開発プロジェクト
権利者さまに寄り添った「白金コミュニティの再編」を使命に
Brilliaで培ってきたクオリティを結実させ、
エリアと住まいのバリューアップを図る―

SPEAKER

プロジェクト開発部
事業推進グループ
グループリーダー
木村 満宣

CHAPTER 01

再開発によって
安心とコミュニティの
再編を生み出した
プロジェクト

外観

SHIROKANE The SKY[白金ザ・スカイ]《分譲済》は、約1.7haに及ぶJR山手線内で過去最大規模※1の再開発事業です。
道幅の狭さや建物の老朽化など、下町的な都市構造上の課題を抱えていた区域を再編。道路等の基盤施設を整備・拡充し、既存の住宅・商業・工場・病院等の機能を次世代に向けて融合して、安心して暮らせる、複合市街地を創出しました。

敷地配置図
外観

街の象徴となる2つのタワーの間に配した広場は南北に通り抜けができ、基壇部に商業施設を配置して沿道側の賑わいを創出して、地域の利便性を確保しました。
街区内には、住宅、商業、医療、子育て支援施設などの多彩な都市機能を集約し、白金高輪に暮らす多様な人々のライフスタイルに応えています。

外観

2023年度グッドデザイン賞受賞※2
※同賞は公益財団法人日本デザイン振興会が主催

デベロッパーとしての役割は、第一に権利者さまの理想を実現するための後押し、そしてエリアのバリューアップだと考えます。新たな利用者や居住者を呼び、コミュニティを育むサポートです。このように都市スケールからヒューマンスケールまでの各段階を、総合的にデザインしたことが評価され、本物件は2023年度のグッドデザイン賞※2を受賞いたしました。

CHAPTER 02

街の課題を解消
歴史の継承と
豊かな水辺空間の創出

外観

計画地は北側にある川の冠水懸念や、定住人口の増加・地域コミュニティの活性化を、主な課題としていました。下町の雰囲気を残したいという権利者さまの想いや、安心や快適を前提に安らぎやゆとりを新しく作っていきたいというご要望もあり、理事の皆さんと開発コンセプトである『白金コミュニティの再編』をいかに実現していくかを丁寧に協議しながら進めました。

現地周辺の街並み
桜十字白金リハビリテーション病院

個人的には、北側の川沿いの空間をどう見せるかというところが開発のひとつの境目かなと感じていました。従前の川沿いは敷地いっぱいに建物が建ち、用水路のようなイメージでしたが、再開発によって緑のうるおいを感じ、親水性を感じながら歩ける遊歩道に変わりました。犬の散歩に利用されるなど、権利者さまを中心に近隣の方も含めて非常にお喜びいただいています。
洗練と下町らしさが同居する白金高輪のイメージに寄り添いつつ、この場所の価値をもう一度作り出したい―そんな趣旨で事業としてのコンセプトは『ネクストプラチナム』としました。もともとあった事務所・工場や病院などが新しく生まれ変わり、機能を集約。同時に景観にも寄与するという建物づくりが進められました。

住民も訪れる人にも心地よい
緑の散歩道がある暮らし

南側は街路樹が並び、緑陰をつくる高木やベンチを配し、人々の交流を誘う「木陰の遊歩道」、そして古川側の心地よい水の存在を感じさせる「水辺の遊歩道」には、水辺に繁る樹種を取り込み、繊細で柔らかな風景が描かれます。緩やかなカーブなどで風景に変化を付けた小道は、季節によって豊かに表情が移り変わる様子も楽しめる散策スポットです。

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マグノリア

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ヤマザクラ

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ラベンダー

物件南側「木陰の遊歩道」
物件北側「水辺の遊歩道」
CHAPTER 03

白金のシンボルタワーに
ふさわしい
迎賓の
空間、共用部

エントランスラウンジ

「お客様第一の精神」で幾度も重ねられる対話。時代や土地に調和するデザイン。住む人の豊かな暮らしを実現する“Brillia”の思想やノウハウは、本物件においても強みとなりました。
複合用途の煩雑な配棟や1247世帯の規模を踏まえ、外観などのデザインは国内外で活躍している三井純&アソシエーツ建築設計事務所に監修していただきました。
ものづくりで栄えた街の精神を継承するという想いで、デザインコンセプトは「白金ガーデン&クラフツ」に。白金の新たなランドマークがデザインされています。
計画地は敷地の北側を流れる古川に沿って細長い敷地だったので、建物の外装には分節デザインを取り入れて圧迫感を軽減し、ランドスケープをつなげていくところにこだわりました。

エントランスホール(東棟)
アート

共用部・内装のデザインは「世代を超え、世界に誇れる」ことをコンセプトとし、次の世代まで住み継がれる、普遍性を備えた邸宅を目指しました。
その象徴となるのが、天井高約10mの壮大なエントランスホール。荘厳さと頭上に揺らぐアートが出迎えます。

  • ラウンジ【EAST 4F】
  • フィットネスジム【WEST 2F】
  • ゴルフレンジ【WEST 2F】
  • シアタールーム【EAST 2F】
  • スカイラウンジ【EAST 27F】
  • スカイラウンジ【EAST 27F】
  • オーナーズスイート【EAST 27F】

2つのタワーは「華やぎ」と「品格」をテーマとし、ラウンジやゲストルーム、フィットネスジムなど、多彩なライフスタイルに合わせた空間をご用意しました。

CHAPTER 04

権利者さまに寄り添い、
地域のランドマーク&
安心拠点へ

外観

安心して快適に暮らし続けられる、安らぎとゆとりのあるまちを作りたい。本物件に当社が参加させていただいて10余年、2023年2月に竣工し、長く待ち望んだ権利者さまの万感の思いを見届けることができました。グッドデザイン賞※2受賞のご報告の際にも、とてもお喜びいただきました。

外観
物件と周辺の風景
スカイテラス【WEST 屋上】

今回のような複合市街地を含め、当社の再開発事業は、常に権利者さまに寄り添いながら事業を進めていくこと、ご意向を最大限に反映させることを第一に考えています。権利者さま・JV他社に対して、幹事会社として一歩先のご提案をし、信頼いただくことに努めました。

SPEAKER

再開発は街の未来を変えるものです。庁舎一体開発の「Brillia Tower 池袋」や駅前に森を創るという大胆なコンセプトを展開した「Brillia Towers 目黒」(共に分譲済)などに続き、山手線内側で過去最大規模 となった本物件も、街の課題や次代のニーズに寄り添い、一大事業を成せたと思います。携われて嬉しかったですね。

  • ※掲載の写真は竣工時(2022年12月) に撮影されたものです。
  • ※1.山手線内側の供給物件で最大戸数/1993年1月から2019年1月15日までのMRC調査・捕捉に基づく分譲マンションデータ(2019年1月時点)
  • ※2.2023年度グッドデザイン賞受賞/2023年10月5日 東京建物ニュースリリースより