地域コミュニティづくりの専門家が見た「Brillia City 横浜磯子」
Q:地域コミュニティにとって重要なことは?
A:大切な要素が3つあると考えています。まず「理念共有」。人々が同じ情報や認識を持ち、共通の意識づくりを如何にしていくか。続いて「自己有用感」。自分が関わることで役に立っていると感じられること。最後は「居心地の良さ」。関係性が築かれていく中で、なんとなく居心地がいいなと思えることが大切です。
Q:イベントに参加する人が増えるポイントは?
A:比較的まじめな内容のものから、楽しいもの、ちょっとくだらないものまで、多様な行事を企画することは一つのポイントになります。また、その際の情報発信はデザインも含めて、丁寧かつ軽やかであることを心がけるとよいでしょう。
Q:運営がスムーズな自治会に共通する特徴は?
A:自治会そのものの通気性が良く、その空気感が住人に上手く伝わっているところはスムーズだと思います。そして、何年も同じメンバーで固定されているのではなく、人材の新陳代謝がきちんと行われている自治会は、やはり活発だと感じます。
Q:「Brillia City 横浜磯子」の地域コミュニティの成熟度は?
A:ここまで住人を巻き込み、参加をつくり、運営ができているのは素晴らしいです。それはやはり、役員のみなさんがきちんとコミュニティマネジメントを学び、その原理を把握したうえで取り組んでいるからこそ。今はまだ成長期で、成熟期はこれから。住人の入れ替わりなど新たな課題が生まれてきた時にどう展開していくのかとても楽しみです。
SPEAKER
当時の開発担当者
上から
植木、猪俣、牧口