八王子駅周辺は商業施設が多く活気がありますが、少し歩いた現地は緑が豊かで、初めて訪れた際にはその自然の身近さに非常に驚きました。1番大きなポイントは正面に浅川があること。この立地を最大限に活かし、本物件では、都会の喧騒を忘れ浅川の流れと穏やかな自然でゆったりと過ごせる住まいをコンセプトにしています。
外観デザインは浅川を行く客船をイメージし、テーマを『豪華客船』としました。八王子は昔、養蚕と織物で栄えた都市なので、外壁は八王子織をモチーフとして複数の色が織り込まれているようなデザインとしています。アプローチは浅川の開放感を活かすためにシンボルツリーと芝で設えつつ、豪華客船に乗り込むような独創的なエントランスが住人の方を出迎えます。


エントランスラウンジは客船のラウンジのように奥行と広がりのある空間を目指しました。広々とした空間の中に大きなサッシを設け、ラウンジの中からも外構の四季折々の植栽を感じられるようにしています。自動演奏のグランドピアノも設置予定なので、音楽と緑に包まれながらゆったり過ごしていただけます。入居者様同士の交流やコミュニティ形成のための施策として、ヤマハミュージックジャパン様と協業し楽器を用いたイベントやコンサートなどを予定しています。146世帯の住まいですので入居者様同士のコミュニケーションの場としてぜひご活用ください。
この地の伝統と歴史をデザインに引き継ぐ
古くから養蚕が盛んな地域として知られていた八王子。江戸後期には織物のまちとして賑わい、桑都(そうと)と呼ばれるようになりました。「Brillia 八王子 River Terrace」ではその伝統を引き継ぎ、八王子織物をモチーフとして外観デザインに織り込みました。複数の色で外壁面を構成し、変化のある佇まいとしています。また、共用部には本敷地に根ざしていた樹木を用いたオリジナル家具を採用。この地の歴史と自然を引き継ぎました。




SPEAKER
住宅事業第一部
阿野 敏明
住宅事業第一部
小松 尚樹