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Bloomoiプロジェクトの活動内容や方針などのプロセスを順次ご紹介していきます。

  1. 働く女性のインサイトを知る
  2. 働く女性の幸せな生き方を想う
  3. 働く女性が咲き誇る暮らしを創る
  4. 働く女性が提案するために動く

働く女性のリアルなインサイトに触れる⑥ 自分の好きなことを軸にする働き方

Bloomoiでは、女性たちのライフスタイルや価値観の変化やインサイトに触れ、新たな商品開発に活かしています。今回は、好きなことや大切なことを軸にしている3人の女性にインタビュー。会社員や海外留学など様々な経験を経て、現在はそれぞれ自分らしい働き方を選んだそうです。

<今回お話を伺った女性のみなさま>
渡邊絵美さん(写真左)
某企業にて広告制作ディレクター、新規事業の企画運営やメディア開発、SNS活用などを経験後、現在はフリーランスとしてWEBディレクター・ライター活動や「hahaha!」サイト運営を行う。1児の母。
古川裕美さん(写真中)
某企業にて採用マーケットのPR・広告制作ディレクターなどを経験。育児休暇中にyogaと出会い資格を取得し、現在yogaのインストラクターとして活動中。2児の母。
内藤記世さん(写真右)
某企業にて広告制作ディレクターを経験後、渡英留学。外資系アパレルブランドのPR・ブランディングを経て、現在森林セラピーガイド®︎の資格を取得しNature evangelistとして活動中。

会社員からシフトチェンジをしたキッカケ

多くの企業が推進している「働き方改革」の動きを見つめながらも、自分で「働き方」を選ぶ女性たちのリアルについて伺います。何を仕事にするか?どの場所で働くか?誰と働くか?など、働くことそのものを自らデザインし決めています。企業に属していた会社員の頃にどういったキッカケで今のスタイルにシフトチェンジしたのか、その経緯をお話しいただきました。

広告やクリエイティブの仕事が大好きで、コピーライティングを極めるために時間を惜しまず努力していました。社外の広告賞(広告業界の著名な賞)を受賞したり、自分の手掛けた広告が世に出て仕事への手応えもありました。しかし経験を積み重ねる中で、ネットの進化も相まって、広告だけでは人が動かないという事実にぶつかるようになりました。同時に、出産し子育てをしていくなかで、自分にとって家族という大切なものができ、これからどうやって時間を作っていけばいいの?と悩みました。大好きな広告の仕事を続けるのは時間を費やす必要があるし、今までどおりにはいかないと。そして育児休暇後、これまでの広告の仕事とは異なるバックオフィスの職種を選びました。しかし、やりたかった仕事と少し距離ができてしまい、だんだん自分に自信がなくなり違和感を持ち、私はどうしたいのか?深く考える機会になりました。

責任感が強かったこともあり働きすぎて体調を崩してしまったんです。実は、ちょうどそのタイミングで母も体調を崩し、働き方について深く考える機会になりました。私のまわりにいた同僚や上司は大好きだったし、尊敬できる方もたくさんいましたが、働き方に関して自分が選びたい未来とは異なると思いました。まずは心と体の健康を大切にしようと決め、大好きなファッションのPRを学びにイギリスへ留学しました。その後アパレル企業に転職しましたが、結果的に組織に属していることが今の自分にフィットしないことがわかりました。

私は、働く人やビジョン、コンセプトに共感できるかどうかが、モチベーションに大きく影響します。そこに違和感がなければ、夜中まで働いて時間をいくら投じても辛く感じませんでした。でも、会社を辞める2年前くらいから、増えてきた違和感を無視できなくなり、楽しめていない自分に気づきました。その事実は心身を疲弊させてしまい、結婚のタイミングもあって、自分をリセットすることを決めました。もともと会社に属することや雇用形態にあまりこだわりがなく、自分のやりたいこと、志に共感できる場所で時間を費やしたい!という考え。周りに自分のスキルとパワーで柔軟に活躍している人たちがいたので、様々な働き方の選択肢があることを知っていたのも、後押しになりました。

取材の場所は二子玉川のテラスが気持ちよいカフェにて。自然体で語る姿が魅力的です。

いまの自分になるまでの道、大切にしている軸

それぞれの現在の活動に至るまでに、どんなことを大切にして選択してきたのか、普段のお仕事の様子などさらにお話を伺います。

私はお母さんである自分が一番大切です。会社員である自分と母である自分の相乗効果が生まれなくなり、ただ後ろ向きに会社を辞めることは避けたかったので、やりたいことをやってみよう!とシフトチェンジしました。長女の育児休暇中にyogaに出会って、yogaの考えに心から共鳴し、自分自身の生き方にも好影響を与えてくれました。大好きなyogaを学んで周囲の人に教える自分は、家族も幸せだし自分も幸せな道だと思って選びました。夫は忙しいですが、とても応援してくれます。週に一度は夜の時間帯にレッスンがあるので夫が15時頃帰宅してくれます。日中や子どもたちが就寝したあとの時間を使って、自宅にマットを引いてレッスンを組み立てたり、高齢者向けにイスに座りながらできるyogaを教えたり、マタニティや産前産後のレッスンを今後やりたくて学んでいる最中です。我が子と思いっきり遊べる時間があることも嬉しい。

健康で、元気に心身ともに豊かに暮らしていくことが大切です。私は自然が大好きで、幼い頃からたくさんの楽しみと癒しを自然から与えてもらっていました。大人になってもサーフィンやキャンプ、登山などアウトドアが趣味で、自然のもつ魅力や自然が人に与える効用について学び始め、森林セラピーガイド®︎の資格をとり、いまは森や公園などでワークショップを開催しています。週に2回くらいは野外にロケハンやリサーチに出かけたり、カフェで打ち合わせや事務作業をして無理なく楽しく仕事を楽しんでいます。夫はどんどん好きなことをやりなさい!と応援してくれます。いま稼げなくても先行投資だと思って、行ってみたいところにどんどん行きなさい!と。とても感謝しています。

心身共に疲弊していた退職時に、『ご機嫌でいることが一番大事だよ』という言葉を夫からもらいました。私が笑って楽しんでいることが夫や息子を含む家族や友人にとっても幸せなんだよ、と。それが私にとって大切な軸です。退職後、ご縁で頂いた業務委託やライターの仕事をしつつ、オリジナルアウトドアウエディングをしたり、バックパックで1ヶ月新婚旅行をしたりする中で、自分を取り戻していき、妊娠をし、より変化するライフステージや自分の価値観にフィットする働き方を模索するようになりました。生後3ヶ月から在宅の仕事を再開していますが、基本仕事をするのは息子が眠ったときだけ。起きているときは外で思いっきり遊んで、お昼寝したら、お気に入りのカフェで集中して仕事をする。それが、自分のコンディションが一番良い状態で仕事ができます。人生の中で子どもと居られる今の時間は貴重で、大切に味わいたいもの。それが仕事によって圧迫されるなら仕事量を減らすことが必要だし、その逆もしかり。そのなかで、自分自身が魂を込められる仕事を見つけてアプローチしています。

「軸」のある生き方や「問い」を立てる姿勢が、みなさん共通しています。

仕事は人生の一部。ちょうどいいバランスを見つける

それぞれの現在の活動に至るまでに、どんなことを大切にして選択してきたのか、普段のお仕事の様子などさらにお話を伺います。

yogaという自分の好きな道に入ってからでも、指導者としてスキルアップするためのテストは緊張するし、胃が痛くなることもあるけど、そういったこと以上にやはりyogaが好きだと感じます。「ヨガを教えることは自分でチョイスした道」、師匠にそう言われたのをいつも思い返します。この道を極めたり、やり続けるためにはアウトプットも学びになるし、なんらかの形で社会貢献できたり、自分のやっていることが人の役に立っているという実感を得られる瞬間もこれまでより増えました。yogaを学び続けることで理想の自分に近付き、その学びをシェアすることで誰かに癒しや強さを与えられる存在でありたいと思います。会社員時代にはそれなりのお給料をいただいていたけれど、自分は何に役立っているのか分からなくなってきていたんです。今は1/10くらいの収入だけど『私』が誰かの役に立つことで対価をいただいていると実感できて、とても嬉しいです。

以前関わっていた仕事では自然にまつわるものなのに少し違和感がありました。自然が好きなことには変わりないけれど、関わり方が自分らしくなかったのかも知れません。柔軟にやり方を変えたり、カタチを変えたりすることで、また新たに魅力を発見して好きになるかもしれない。私はファッションも好きだし、自然も好き。そして自分や家族は変化するから、好きも変わっていくと思います。健康で元気でいられることを大事にして、家族のカタチもその時々で良いカタチに変化すればいいし、夫が仕事を辞めたら私がもっと働くかもしれないし、家族全体のバランスのなかで最大限良いカタチを見つけていきたいと思います。

すべてにおいて『ちょうどいい』を模索しています。自分の人生って、仕事とか何かひとつだけではないし、人生は変動するものだから、その都度いま自分にとって『ちょうどいいか』を模索しているここ数年です。おふたりみたいに、これが好きだから!と言える仕事が今後見つかるといいなと思うけど、息子と一緒にいられるという人生で大事なことが現在叶えられています。その中で、日々自分をご機嫌にする要素を散りばめて過ごしていて、子連れでいろんなところに出かけて共に経験したり、旅したり、自分の好き!をひたすら追求する余白は必要だと思っています。今は、仕事はそのための動力という感じです。息子、家族、自分、仕事など全体のバランスをみて「ちょうどいい」を今後も見つめて柔軟に、自分に正直にいきたいですね。『好き』が仕事になったらどうなるかはまだ想像がつかないですね。

いま何が一番大事か?と、自分の気持ちに向き合うことに深く共感しました。

今回お話を伺って、みなさん共通していたのが「自分自身がどうしたいか?」と問いを立て、考えを深めながら道を選択してきた姿がとても印象に残っています。たくさん苦悩しながらも、自分や家族にとって何が大切かを考え尽くして、気持ちに正直になって潔くしなやかに、働き方、仕事、ライフスタイル、人生を紡ぐ女性たちの言葉にブルーモワのメンバーもたくさんのエネルギーをもらいました。「好きなことを軸にする」「自分の気持ちに正直になる」「ちょうどいいバランス」といった価値観には深く共感しました。

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