東京未来建物会議 Listen

コラム

VOL.11

住まいの工夫で、家事は「時短」できる。

よりよい暮らしのヒントを探すLISTEN。今回は、家事の「時短」について考えてみます。今や「時短」は当たり前。家族構成や働き方によってライフスタイルは違っても、誰しもがみな有限な時間のなかで「より良い暮らし」を模索していくものです。 今回は3名の方にご協力いただき話をお聞きしました。働きながら家事をしていくうえでの悩みやその解決法などリアルな声から、「時短」の様々な手段を探っていきます。

家族で家事を分担する。

大ヒットドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』の主人公・みくにさんが、家事を「有償労働」として引き受けた例を引き合いに出すのも無粋なくらい、「家事ってそれだけで重労働」なのは周知の事実。今回は「子供を育てながら」、「仕事をしながら」、家事とも向き合ってきた3名に集まっていただき、「時短」をテーマに、それぞれの葛藤や工夫を語っていただきました。

Tさん(女性)
フルタイム勤務。こだわり派のパートナーと、高校生と大学生の娘2人と4人暮らし。
Sさん(女性)
時短勤務。0歳と2歳の息子の子育てをしながら、育休から復帰。パートナーと4人暮らし。
Nさん(男性)
自営業。1歳の娘と専業主婦のパートナーの3人暮らし。

私は最近育休から復帰したんですけれど、小さな息子を2人抱えながらの職場復帰に向けて、育休中から準備に余念がありませんでした。

わかります、職場に戻ってからは毎日怒涛の日々ですもんね。

どうやったら家事が楽になるかと考えながら、「もう自分ひとりじゃ絶対に無理!」と思って、パートナーを巻き込むための準備を仕込んでいった、っていう感じです(笑)。

家事を単純化する。TODOリストを共有する。

例えばどんなことをしたんですか?

やっぱり家事って、自分にとって“当たり前”の方法でやっているじゃないですか。でもそのやり方はパートナーにとっては“当たり前”じゃない。せっかく分担しても「もっとこうしてほしいのに~!」って逆にストレスになったりして。せっかくやっているのに文句を言われて、パートナーにとってもストレスだったと思います。

わかるわかる。私は器が好きでついつい増えていくんですけれど、家族にとっては、片付けるときにどこにどうしまうかわからないのがストレスになっているみたい。なるべくシンプルにして、片付けやすいようにしてほしいって言われました。

そうなんですよ。お互いにストレスなくやっていくには、家事をシンプルに単純化するのがいいと思うんです。例えば、食後の片付けはパートナーにお願いしているので、使う食器を見直し、定位置を決め、片付けやすいように食器棚を徹底的に整理しました。同じように洗濯も掃除も、楽にやりやすく、やり方を見直した上で分担のルールをつくりました。

男性からすると、複雑なことは手伝いにくいんですよね。どうしたらいいかわからなくなる。やることが明快だとストレスが少ないです。

あと、効果的だったのは、リビングの目につく位置に置いたホワイトボードにTODOリストを書く。「あれやってこれやって」と都度お願いすると、やらされた感があるけど、やらなければいけない用事をお互いに書いておくと、‘家族にとっての家事’という意識になったと思います。

「あれやって!」って言ってすぐにやってくれなくて、「今やってほしいのに~」ってイラっとすることありますよね(笑)

言われた方も、子供が宿題について叱られたみたいに「今やろうと思ったのに~」ってやる気を失ったりして(笑)

動きやすいように、家事動線を整理する。

うちは娘たちが大きいので、できるだけ自分でできることは自分でやってもらうようにしています。 洗濯の汚れものを入れるバスケットも「色柄物」、「白い物」、「ドライ用」にボックスをわけておき、洗濯するときに仕分けする手間を省いています。洗い終わったものをしまうクローゼットの棚には全て名前を書いて、誰のものをどこに仕舞えば良いか一目瞭然に。
片付ける場所があちこちあると、干して畳んだ場所と片付ける場所を何度も往復しないといけない。些細なことに思えますが、この家事動線を整理するというのはすごく大切だと思います。

そうなんですよね。家族みんなの衣類を片付けられる大きなクローゼットがあったら洗濯後の片付けが楽なのにって思うんですけれど、スペースに余裕がなくて…。子供部屋を、子供が小さいうちはファミリークローゼットとして使えると良いなと思ってます。 洗濯したものをまとめてそこに持って行って、その部屋で畳んだりアイロンがけをして、そのままそこにしまう。洗濯にまつわる全ての行程がまとまっている間取りだとすごくスムーズなのにと思ってます。

片づけやすい収納は、「時短」の強い味方。

うちは大学生と高校生の娘なのでそれぞれ靴の量が半端じゃないんです。ブーツやミュール、スニーカーやハイヒールまで「今日ホームパーティーでもしてるの!?」ってくらい、玄関が靴だらけ(苦笑)靴箱の収納量は大切ですね。

玄関でいうと、うちはベビーカーが2つあるので、いつもしまう場所に困ります。わざわざ納戸にしまうと取り出すのが面倒になりますし、しまわないとずっと片付かないままで。

収納も「時短」のキーになってきますよね。

僕、買い物するのは好きなんですけれど、トイレットペーパーがいつもストレスで…。すごく場所をとるじゃないですか。
そのまま出して置くのは嫌だし、ビニールから出してひとつひとつ戸棚にしまう作業が地味に手間と時間がかかる。そのまましまっておける大きな戸棚がトイレの近くに欲しいなと思っています。

必要なものが便利な場所に収納できると、ストレスも減るし、片付けの時短にもなりますよね。まだまだ工夫できるところがありそうです。

まとめ

行程が複雑になればなるほど、家事は面倒に感じてしまうもの。なるべくシンプルなルールにする「単純化」、そして「家事動線の確保」、そうやって家事をやりやすくして「家族で共有する」というのが、「時短」家事のヒントのようです。

<時短のコツ>
・ルールを作って単純化する
・家事動線を整理する。
・家族で家事を分担する。

それぞれ暮らしていくなかで見つけた「時短」家事のヒント。 家族構成もキャラクターも全く異なる3名ですが、意外とお悩みは共通していました。あなたが悩んでいること、工夫していることはどんなことでしょうか。ご意見をお待ちしております。

片づけやすい収納は、「時短」の強い味方。

~「Brillia鷺沼一丁目」~
片付けの‘時短’という観点でも、部屋の各所にその場所に合ったタイプの収納があることが大切です。
ウォークインクローゼットやシューズインクローゼット、キッチン吊戸棚、キッチンパントリーなど、限りあるスペースを最大限に生かしました。

住まいの空間をさらに有効に使いたい。お子様の勉強部屋や書斎として、または洗濯の‘時短’にもつながるファミリークローゼットとして、その時々のライフスタイルに合わせて、室内をアレンジするのに便利な壁面ボードユニット「テンダーウォール」をご提案。壁面に設置されたバックボードにデスクや棚板、ハンギングバーや各種収納を組み合わせて柔軟にコーディネートが可能な壁面ボードユニットです。

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